私がここへ来て間もない頃、ぞうさん文庫で目にして気に入り、娘へのクリスマスプレゼントにした一冊です。
子うさぎのましろはサンタクロースのおじいさんにプレゼントをもらったのに、体に炭をぬり別のうさぎのふりをしてもう一度プレゼントをもらいに行きます。ところが炭が落ちなくなってしまい、自分がどんなにいけないことをしたのか気付くのです。
子どもは時に、「欲しい」という気持ちが大きくて、いけないことをしてしまうことがあります。
そんな時、この絵本のサンタクロースのようにそっと見守り、そして、ましろのように気付かせてあげられるといいですね。
(2010.9.3 やすたけ)