1月7日に春の七草粥を食べましたか?♪セリ、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ♪というようにリズムに合わせてまな板の上でトントントンと七草を刻み、お粥に混ぜて、無病息災を願っていただく古くからの習慣です。子どもたちに伝えたい行事食ですね。
さて、春の旬の食べ物と言えば、筍、わらび、セリ、ぜんまい、たらの芽、フキ、つわ、つくしなどの山菜が美味しい季節です。栄養的にはビタミン類(カロテン、アスコルビン酸など)やミネラルが豊富です。特に筍は繊維が非常に多く、便秘の予防、コレステロールの排泄に効果があります。また、チロシン(茹でた筍についている白いもの)やコリンという成分が含まれていて、体の中でチロシンはホルモンの原料になったり、コリンは肝臓に脂肪が貯まるのを防ぐなどの働きがあります。
地上に出て春の光をたっぷり浴びた野菜を堪能しましょう。ただし、山菜はアクが強いのでこども達にはおすそ分け程度にしてください。食卓で旬の野菜の力を話題にしながらご賞味ください。
今回は山菜メニューを2品紹介します。
♣筍と人参のかき揚げ(4人分)
材 料:
茹で筍 200g 人参 50g A(小麦粉大さじ4 マヨネーズ大さじ2 酒大さじ3 醤油適宜 片栗粉適宜 揚げ油適宜
作り方:
①筍は細い千切りにして、沸騰したお湯に醤油を少し入れて10分位茹でる。
②人参も細めの千切りにする。
③水切りした①と②を合わせて、片栗粉をまぶす。
④Aの材料で衣を作り、③にまぶして油で揚げる。
♣フキのごま和え(4人分)
材 料:
フキ(下茹でしたもの)300g 醤油A小さじ2 醤油B小さじ2/3 白い炒りごま大さじ5
作り方:
①下茹でしたフキは軸を縦4等分にしてから約4cm長さに切り、醤油Aをからめて15分位おく。
②鍋にごまを入れ、弱火で香ばしく煎り、火を消して醤油Bを混ぜる。
③汁けをきったフキを加えて合える。
<フキの下茹での仕方>
①フキを洗って鍋に入る長さに切り、まな板の上で塩をたっぷり振り、両手で軽く押さえながら転がして板ずりをする。
② たっぷりの湯を沸かし、フキを入れ硬めに茹で、冷水に取って冷ます。根元から皮をむき、水に浸して冷蔵庫で保存する、
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2015年6月9日
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