早いもので今年も残り少なくなってきました。皆さんのご家庭やお子様にとって、今年はどんな1年でしたか?
これまで「早寝・早起き・朝ごはん+よく嚙み・出す」についてお話してきました。朝~起きてご飯をよく噛んで食べて排便、外で遊んで食べてお風呂入って、夜は寝るzzz・・。子どもは生活体験を積み重ね、生きていく力を身に付けながら大きくなります。そして愛情たっぷりの食事(乳・離乳食)は子どもの体と心を育てます。おいしい母乳や子どもの健やかな成長はもちろんのこと、家族の健康維持にも毎食「主食・主菜・副菜」が揃った食事が基本になります。
1.主食:力や熱を作る 炭水化物・脂肪
(ご飯・パン・麺類・いも類・バター・植物油)
2.主菜:血や肉や骨を作る ⇒たんぱく質・鉄・カルシウム
(魚・肉・卵・大豆製品・乳製品など)
3.副菜:免疫力をつける ビタミン類
(野菜や果物)
年齢により食べる量は変わりますが、主菜(たんぱく質)の倍量の副菜(野菜)、ご飯などの主食はしっかりと食べ、牛乳や果物は食後あるいは間食にしましょう。
コマの形をした食事バランスガイドをイメージするとわかりやすいですね。
Q:なぜ食べるの?
A: 体は食べ物からできているから。
食べた物がどのように体をつくるのか、これからのコラムでお話していく予定です。まずは離乳食で最初に口にする10倍粥・・・炭水化物についてです。