○いたずらに カーッとほえます オヒスレディ
みなさまも実感しておられる事と思いますが、家事と言うのは完璧にしょうと思わなくても寝る時間もないぐらい実にきりがなく多い。生き物が相手の子育てはもっと大変。食べたらうんち、寝たらおねしょ、おとなしく遊んでいたと思ったらティッシュ箱が空になって部屋中ティッシュの山。ん~もう!とついカーッとなったことはありませんか? 次々にティッシュが出てくる「不思議な箱」は子どもの探求心を誘う素敵なおもちゃなんですが、疲れている新米ママにとっては、とんでもない事をしてくれた!と言った心境です。 そして、オヒスレディと言うのは、何にもしない新米パパが新米ママに付けた称号です。
○オヒスレディ あしたにつなぐ 子の寝顔
時には「ただいま修行中、これぐらいのことではへこたれません!」と自分を励ましたり、時には「たまには手伝ったら!」とパパさんに怒りを向けたり、ついには「私にも奥さんが欲しい!」と非現実にストレスを託したり・・・難行苦行の連続です。 でも、こどもの寝顔を見ていると、いたずら坊主でも天使に思えてくるし、疲れが癒されますね。あしたも頑張れる!
○ビデオ手に 子より頑張る 発表会
昔のビデオは出来上がりがカラーでも、レンズを覗く時は白黒だったんです。白黒レンズをとおして我が子を探すのは大変。パパさんの奮闘ぶりはなかなかのものでした。
○気を付けよ ままごとに見る 親の顔
近所の子ども達が集まってままごと遊びをしていたときのことです。思わずハッ!。わが子が私と同じ吼え型をしているではありませんか! 「子は親の鏡」を実感した瞬間でした。 あ~こわい! 子を育てているつもりが子に育てられているんですね!
○あの頃の 我が身とかさね 子叱れず
反抗期は自立への踏み台とは知りつつも、ついつい心配のあまり、やかましく叱ったり諭したりします。 でもある日、自分にも「あの頃」があったのを思いだし、考えてみれば昔の自分と今の我が子は同じなんだと気づきました。失敗しても良い、自分で経験しないと納得できないものもある、大人の言葉は耳に入らない年頃もある。基本のルールさえ踏み外さなければと願いつつ、見守る「親心」を知る私でした。そして、子は親の「教え」に逆らうが、いつの間にか親と同じ事をやっているんですね。親というのは、人生のモデルとして、子どもに「生きてみせる」事しかできないんだなあと思いました。