ぞうさん文庫のお勧め絵本
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マザー・テレサ 愛のことば
大人向けの本です。
折々に語られたマザー・テレサさんの言葉が、いもとようこさんの優しい絵によって、ほんわかと伝わってくる本です。
心がさびしくなったとき、心が弱ってしまったときに、手に取ってみませんか?あなたを癒してくれる言葉がきっと見つかると思いますよ。
(2010.9.3 つじ)
やさしいライオン
この本を初めて手に取ったのは、私が10才の時でした。小学校中学年の子どもが読むにはかなり幼稚ですが、何故かとても好きでした。
子を思う親、そして親を慕う子… それはたとえ時代が移り変わっても変わらない大切な心。
最後のページの楽譜を見ながら、エレクトーンで弾いた事もとても懐かしく、私にとって大事な想い出の一冊なのです。
(2010.9.3 おだ)
はけたよ はけたよ
昔、まだオムツの取れていなかった弟に両親が買った絵本で、たくさん出てくる動物の声の真似をしたり、主人公たつくんのおしりを見て姉弟で笑ったりしたのを覚えています。
片足でうまく立つことができず、なかなか一人でパンツがはけないたつくん。どでん!と何度も尻もちをついてしまいますが、ある日尻もちをついたままはいてみると…あらら、はけちゃった。
私もその場面を思い出しながらパンツをはいていた記憶があります。たつくんのようにお着替えに苦戦している頑張るお子さんたちに、この絵本はちょっとしたヒントをくれるかもしれません。
頑張れ!と応援の気持ちをこめて紹介したい一冊です。
(2010.5.12 かたやま)
にじいろのさかな
娘が気に入って、何度も読んであげた本です。キラキラのお魚のうろこがとってもきれいでうっとり。幻想的な色使いも素敵です。
あまりの絵の美しさに、読むのを忘れて見入ってしまうほどです。
自分の大切なものを人に分けてあげることの楽しさを教えてくれる一冊です。
(2010.2.12 きたむら)
かんがえるカエルくん
息子たちに読んで喜んだ本です。
子どもたちが出会う素朴な疑問が満載で、カエルくんやネズミくんと一緒に考えていくうちに解けていきます。
漫画形式になっていて、子どもだけでなく大人もはまり、家族みんなの好きな本になりました。カエル、ミミズなど、子どもたちの好きな動物満載ですよ。
(2010.2.12 しのはら)
かみさまからのおくりもの
表紙のイラストに惹かれて手に取ったことがきっかけで、それ以来私のお気に入りの一冊となっています。
この絵本を読むと、一人一人の個性というものについて改めて考えさせられます。
かみさまからの贈り物―よくわらうことも、ちからもちであることも、うたがすきなこと、よくたべること、やさしいことも…それぞれがすべて大切な「個性」です。
みんな違ってみんないい…そんなつい忘れがちになってしまう大切なことを気づかせてくれます。
お父さん、お母さんにもお勧めしたい温かい絵本です。自分が生まれ持ってきた個性はもちろん、子どもたちの個性も大切にしていきたいですね。
(2009.8.17 かたやま)
おちゃのじかんにきたとら
母娘のある日のお茶の時間に「ご一緒させていただけませんか」と突然やってきたのはなんと、おなかをすかせたトラ。
母娘は「もちろんいいですよ」と招き入れますが、トラは家中の食べ物も飲み物もたいらげ、丁寧にご挨拶して帰っていきました。
けれど母娘は少しも怒らず、娘のソフィーは嬉しそうにトラを撫でたりしています。
食べるものがなくなった家に帰宅したお父さんの落ち着いたひと言も何とも素敵です。
私が大人になって出会った、家庭の温かさを感じるほんわかした絵本です。
(2009.6.21 やすたけ)
おがわのおとをきいていました
この本が新刊図書として入荷されてきた時、まず表紙から「絵」そのものの迫力に圧倒されました。
仕事のちょっとした時間にペラペラとめくって見ていたつもりが、いつの間にか同僚に声を掛けられてようやく現実世界に引き戻されました。
絵のタッチは独特ですが、魚が飛沫をあげて跳ねたり、主人公の「はなめんちゃん」が川をジャンプして渡ろうとする場面などは、小さいお子さんにも十分その面白さは伝わるのではないかと思います。
(2009.6.21 もり)
おおきくなるっていうことは
子どもたちによく「大きくなってね」「大きくなったね」などと言いますが、大きくなるってどういうこと?と聞かれたら意外と答えに悩みませんか?
この本はそんな時にぴったりの絵本です。
大きくなるということを大人も子どもも一緒に実感できます。洋服が小さくなること、おもしろいことがどんどん見つけられること、自分より小さな人に優しくなれるということ…
大きくなることの嬉しさ、素晴らしさを改めて実感できる素敵な絵本です。
(2009.4.30 さかもと)
あとに残された人へ 1000の風
大人向きの絵本です。
数年前にNHKの紅白歌合戦でこの詩が歌われて、すっかり知れ渡ったものになり、絵本のバージョンもたくさんあります。
私がこの絵本と出会ったのは18年前、父が亡くなった時のことでした。
「お父さんがいつも言っていることがこの本の中にあるよ」と弟が本屋で見つけて送ってくれました。
人間は自然の一部であり、そして自然と一体になった父に見守られているような温もりを感じる一冊です。
(2009.2.27トラさん)
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