福岡市東区和白 医療法人育慈会 ならざき小児科

子育ておしゃべりコーナー

第43回:福山雅弘とタモリと寅

ヒトの皮膚は通常、皮膚常在菌によって皮脂が分解され、皮膚は弱酸性に保たれ、病原菌となる細菌が増殖しにくい環境となっています。また、健常な皮膚は、アレルギー感作を引き起こす物質は透過させない構造をしています。これらの皮膚防御機構を最大限に発揮するには、常在菌叢を維持するとともに皮膚を傷つけないようにする必要があります。洗浄剤を使ってゴシゴシと皮膚を洗うと、保湿に必要な皮脂や皮膚常在菌までもが落ちてしまい、さらに、皮膚が傷つき、経皮感作というアレルギー感作や細菌感染の原因となる可能性があります。
 
また、服を着けている部位の皮膚の汚れ(汗や皮質、角質の剥離成分である垢)はお湯でなで洗いだけで落ちますので、わざわざデメリットの多い洗い方をしない方がいいと指導している医師が多くいます。もちろんすぐに汚れを落とさなければならない「手洗い」などには洗浄剤を使っていいと言われています。
 
一方、重度の皮膚炎がある場合には、洗浄剤を使った方がいいと主張している医師もいます。なぜなら、病原となる細菌や汗の成分に含まれる悪化因子をしっかり落とさないと皮膚炎の悪化につながる可能性があり、お湯だけではしっかり落とせない可能性があると考えているからです。
 
異なる意見を持つ両者ですが、「使うなら石けんがいい」と「洗い方」については双方の考えが一致しています。
 
石けんは、天然の油脂でできており、弱アルカリ性ですが、流し残しが少々あったとしても、皮膚が弱酸性の状態であるために中和され、界面活性剤としての効果は失われます。一方、ボディーソープは人工的な合成界面活性剤であり、界面活性剤の効果が薄まりにくく、流し残しがあった場合は皮膚バリアを低下させる可能性があります。弱酸性をアピールするものもありますが、本当に皮膚に影響がないかどうかはまだあきらかではないため、「使うなら石けんがいい」のだそうです。殺菌成分や香料が含まれない石けんなら、なおいいとのことです。
 
洗い方は「しっかりと泡たて→泡で優しく撫で洗い→しっかり流し落し→保湿剤によるスキンケアを欠かさずに行う」のが重要なポイントです。
 
ここで福山雅治さんとタモリさんのご登場!彼らはボディーソープも石けんも使わずにお湯だけで体をハンドウオッシュする「タモリ式入浴法」を実践しているのだそうです。乾燥肌で石けん等を使うと痒くてしかたがないので試しに使わずに洗ってみるとずいぶんといいとラジオトークで話をしていました。実は私寅もかなりの乾燥肌、頭部のシャンプー以外は昔からお湯だけでした! 勝手にうふふふ・・・いいともつながり!
 
NCCぞうさん通信第73号(2014年6月)

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