福岡市東区和白 医療法人育慈会 ならざき小児科

子育てのための医療

クマさんの、少しだけ自分の時間をください

 今クマさんは、満天の星が見え、鹿も出没する兵庫県の高原で最先端の治療を受けています。鼻の中にガンができてしまったのです。幸い九大耳鼻科の先生から現時点で最良の治療方法を紹介していただき、兵庫県立粒子線医療センターで炭素イオン線(炭素の原子核)を照射する治療を受けています。約5週間の入院ですが、治療の副作用が少なく、照射治療以外の時間は自由にできるので、週末は福岡に戻って土曜日だけでも診療をするつもりです。

 このようなことを公表することについてはずいぶん悩みましたが、土曜日だけ診療すること、粒子線治療の副作用で顔にやけどのような赤みや色素沈着がしばらく残ること、粒子線治療が終わった後も検査や他の治療のため時々代診の先生に診療していただくことなど、皆さんにつじつまの合った嘘を通し続けるのは困難です。また、これからのクマさんの生き方や当院の診療体制を皆さんに理解してもらうためにも、隠さないほうが良いと判断しました。

 人間はいずれ死ぬ、だから死を意識しながら生きるべきだ。そうすることによって良い生き方ができる。というのは、クマさんのずっと前からの持論です。開院5周年記念コンサートの時も、皆さんにその話をしましたね。ですから、生き方自体は何も変わりませんが、今後は僕の人生の仕上げの作業を少しずつ進めて行くため、これまでより少しだけ余計に自分の時間が必要です。

 この「ぞうさん病院(ならざき小児科)」と「ぞうさんの家」は、クマさんが手塩にかけて築いてきたユートピアですから絶対に存続させます。開院10周年の節目を迎える来年8月には、記念事業(チャーリー永谷のコンサート、記念誌の出版)を計画していますが、是非とも成功させたいと思っています。診療面では、自作電子カルテ「ドクター・ベアー」を第2世代にバージョンアップしたいですし、電子病児記録「こぞうくん」も全国の病児保育施設で使えるように手を加えていきたいと思っています。原稿を書く時間も欲しい。こどもたちのためのぞうさん病院を舞台にした童話「ドクター・ベア」、全国の小児科医のための「パソコンを使えば小児科診療はこんなにすごいよ、楽しいよ」、クマさんの小児医療に対する思いを綴った「理想の小児科クリニックを目ざして」の3つは書いておきたいのです。長年苦労をかけ続けましたが、生涯のパートナーである寅さんを、ずっと前からの約束だった沖縄、韓国、ヨーロッパに連れていってあげたい。それなら、韓国語、ドイツ語も少しは勉強したい。これだけ全部こなすとなると、結果的には結構長生きできそうですね。

 というわけで、これまでのように帰宅するのが毎日22〜23時という生活では人生仕上げの作業ができませんので、平日は19時以後、土曜日は13時以後診療しないという体制にさせていただくことをご了承ください。

 これからは、クマさんにとっては1日1日が宝物です。でも、これはすべての人にとっての真理でもあるんですよ、本当はね。              
(2008年7月24日)

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