福岡市東区和白 医療法人育慈会 ならざき小児科

子育ておしゃべりコーナー

第31回 :基礎化粧

 お肌が荒れているとお化粧ののりがよくないというのは、お母様方は経験的によくご存じのことですよね。だから、毎日朝晩かかさず洗顔をし、化粧水で潤いを与え、乳液で潤いを閉じ込める作業を丹念に行います。こういう日頃の継続的な努力によって、きめ細かいお肌を手に入れ、きれいにお化粧が完成されるわけでございますね。診察室でお母さん達とこの基礎化粧の話をいたします。狙いは基礎化粧の理論に基づく子供たちのホームケアです。

 アトピー性皮膚炎、気管支喘息などの慢性疾患ですが、症状が悪い時には当然のようにお母さん達はしっかりとお薬を塗ったり、飲ませたりをします。しかし、症状が改善してくるともう治ったと考えてさっさと薬をやめてしまいます。急性疾患なら治癒=薬の中止でいいのですが、慢性疾患はそうではないのを理解してほしいと思います。治る・治らないというレベルで評価するものではなく、どのようにいい状態にコントロールするかの病気です。

 アトピー性皮膚炎の場合、先ずは十分量のステロイド外用剤で皮膚炎をいい状態にしてから基礎化粧の段階に入ります。石鹸を使わなくでもいいですし、使う場合にはよく泡を立ててから手でなで洗いをしてください。けっしてゴシゴシしないように!そして、皮膚の潤いが失わない5分以内に保湿剤をぬって、潤いを閉じ込めてください。日々のスキンケア(保湿)によってきめ細かいお肌を保持し、皮膚炎の悪化を防ぐことができます。

 気管支喘息の予防もこれと同じ理論です。普段から喘息の予防薬を継続することによって、刺激に反応しにくい丈夫な気管支をゲットし、喘息の悪化を予防することができます。

 お母様方がご自分の基礎化粧を行う回数分我が子にもホームケアをしていただくととてもいいと思います。

 娘から赤いシャツをプレゼントされた「ジャスト還」の寅ですが、思い返せば小さい時には掻き壊した足を隠すために常に包帯が巻かれていました。朝布団から出たとたんに3軒先まで聞こえるほどの激しいくしゃみの連発、教室ではいつも鼻汁・鼻閉に悩まされていました。大人になってからは喘息、このようにしっかりとアレルギーマーチを辿ってきたのでした。半世紀前には今のようなスキンケアの発想がなかったのが私にとっては不運でしたが、症状的には上り坂あり下り坂あり、なんだかんだと還暦までたどり着きました。すでに老人性皮膚掻痒症に悩まされているので、せっせと全身のスキンケアをしなくっちゃ!何を使っているって?それは内緒で教えましょう。
NCCぞうさん通信第51号(2010年10月)

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